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モンハンのフィギュア クリエイターズモデルの価格が高い理由~クリエーター(原型師)紹介~

モンハンのフィギュア クリエイターズモデルの価格が高い理由~クリエーター(原型師)紹介~ ゲーム
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皆さんこんにちは、イナリです🦊

カプコン(CAPCOM)の人気ゲームソフト「モンスターハンターシリーズ」。

2025年には最新作「モンハンワイルズ(MONSTER HUNTER WILDS)」が販売します。

こちらも楽しみですね。

さて、現実においては 縮小し立体化された【モンハンのフィギュア】が存在します。

その中でも今回は特に人気の高いクリエイターズモデルについて紹介させていただきます。

モンスターハンターのフィギュアは大別すると2つある!


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まず、モンスターハンターのフィギュアは大きく2つに分けられます。

1つ目は武器を持ち巨大モンスターと戦う、

「ハンターのフィギュア」

2つ目はハンターに狩られる側の、

「モンスターのフィギュア」

どちらとも多くの種類が複数のメーカーから出されています。

当然それらはカプコン(公式)が公認しているものです。

その中でも「モンスターのフィギュア」では、

「CFB(カプコンフィギュアビルダー)クリエイターズモデル」というものが存在します。

クリエイターズモデルは職人が手作業で造る!


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「クリエイターズモデル」は名前に 「クリエイター」とありますね。

その名の通り、CAPCOMに依頼されたフィギュア職人(原型師)が粘土などで原型を制作しているものです。

カプコンが認めるだけあって 原型師さんのこだわりはスゴイんです!!

モンスターの顔など主要部分にこだわる気持ちはわかります。

しかし、「こんな所まで!?」というような目立たない箇所まで造形が非常に細かいです(笑)

少しの手抜きなく ポージングや台座まで 工夫されています。

原型師の技術で、多少ウロコのゴツゴツ感など「生物感」を加えています。

しかし、モンハンらしさは維持したまま。

そのため不自然なところがなく かっこいいのです。

そして、造形・塗装ともに モンハン開発チームによる 完全監修で成り立っています。

ですので 文句なしの究極フィギュアが完成するのです!

そして その原型を大量に複製して塗られたものが「cfbクリエイターズモデルの商品」となります。

クリエイターズモデルが高額な理由


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クリエイターズモデルの価格はモンハンフィギュアの中では かなり高価格です。

各モンスターにもよりますが 新品なら¥6,000~¥10,000円以上はします。

クリエイターズモデルの値段が高い理由は・・・

  • 原型師が 試行錯誤を繰り返し長時間かけて制作
  • 他フィギュアより クオリティが ずば抜けて高い
  • 塗装などの際 手作業の部分もあるので 量産するのが大変
  • フィギュアのサイズがかなり大きい

といったものが主な理由でしょう。

とはいえ価格が高くても 実際に購入した 多くの人達が満足しています。

それでは、クリエイターズモデルの原型製作をしている方々を紹介します。

モンハンのクリエイターズモデル原型製作に携わるクリエイター


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現時点でカプコン(CAPCOM)と正式に手を組むクリエイター(原型師)は 4人存在。

大山竜(おおやまりゅう)

1人目は 大山竜(おおやまりゅう)さん。

1977年生まれ(47歳)の大阪在住。

大山竜さんはモンスターハンターのクリエイターズモデル制作の筆頭です。

2010年に初めて「モンハンシリーズ」の象徴である「火竜リオレウス」を製作。

そしてそれは、今までにないほどの超高クオリティでした。

(岩をイメージした台座に リオレウスの足がガッチリつかんでいる 原型製作:大山竜さん)

その後も 圧倒的なクォリティーで・・・

  • 雷狼竜ジンオウガ
  • 海竜ラギアクルス
  • 雌火竜リオレイア
  • 轟竜ティガレックス
  • 金獅子ラージャン
  • 鋼龍クシャルダオラ
  • 黒龍ミラボレアス

と数々の傑作を生み出しました。

そんな大山竜(おおやまりゅう)さんが原型師となったきっかけは以下の通り。

幼い頃から 大山さんは絵を描く事や 粘土で遊ぶのが好きでした。

大山さんは 中学1年生の頃、映画「ゴジラvsビオランテ」を観て心を打たれます。

その後 初めて怪獣フィギュアを製作。

それ以降 本格的に粘土でフィギュアを作るようになりました。

その後、彼の才能はどんどん開花!

大山さんは 怪獣やクリーチャー系の造形界では 一躍有名に。

現在では、フィギュア原型師界全般で 非常に有名な人物です。

X(旧Twitter)のフォロワー数も約10万人もいます。

↓クリエイターズモデルの「ミラボレアス」をチェックする!

東誉之(ひがしたかゆき)

続いて、 2人目は東誉之(ひがしたかゆき)さん。

東さんも大阪に住んでいます。

東さんは 粘土を使って原型製作をする大山竜氏と異なります。

東さんはコンピューターによる「立体出力」で原型製作を行ってます。

フリーランス原型師ではあるものの、ゲームキャラのデザインを依頼されることもあります。

じつは東さん、MH3G(モンハントライジー)メインモンスター「砕竜ブラキディオス」など人気モンスターをデザインした人でもあります。

そのため カプコンとは非常に 関係が深い人物。

そんな東さんは、自分がデザインした「砕竜ブラキディオス」の立体化を実現。

自分が制作したモンスターを本業である原型製作を用い立体化。

その「クリエイターズモデル」はまさに100%の出来と言えるでしょう。

その後も 彼は立体出力により、

  • 黒蝕竜ゴア・マガラ
  • 幻獣キリン
  • 滅尽龍 ネルギガンテ
  • オトモガルク
  • 迅竜 ナルガクルガ
  • 冰龍 イヴェルカーナ
  • 煌黒龍 アルバトリオン

と 至高の作品を生み出しています。

古市竜也(ふるいちたつや)

3人目は 古市竜也(ふるいちたつや)さん。

古市さんも大阪在住です。

(大阪にお住まいの方が多いですね)

古市さんは大山竜氏と同様に 粘土による原型製作を行っています。

大山竜氏ほど有名ではなくファンも少ないですが・・・

造形技術は大山竜さんに匹敵する凄腕です。

古市さんが手がけた 初のモンスターはMHX(モンハンクロス)のパッケージを飾った「斬竜ディノバルド」。

これまでの大山竜さん、東誉之さんというベテランの2人。

古市さんは3人目として新たに起用されました。

そして、いきなりMHXメインモンスターの原型製作。

これには、クリエイターズモデルファンの中には 不安を持つ人もいました😅

しかし、なんの問題もなくこれまで通り。

精密な古市さんの造形で文句なしのクリエイターズモデルが完成しました。

大山竜氏による監修もその理由かと思われます。

しかしなにより 古市竜也さんのフィギュアに対する思いと技術が凄かったのだと思います。

その後も 古市竜也さんが原型製作。

大山竜さんは監修という形をとります。

その後も、

  • 泡狐竜タマミツネ
  • 天彗龍バルファルク
  • 炎王龍テオ・テスカトル
  • 天廻龍 シャガルマガラ
  • 恐暴竜 イビルジョー

と 数々の有名モンスターの「クリエイターズモデル」を生み出しました。

今後も 古市さんの活躍が楽しみですね~。

岡田恵太(おかだけいた)

最後に紹介するのは岡田恵太(おかだけいた)さん。

岡田恵太さんが原型制作を担当したのは現時点で、

  • 怨虎竜マガイマガト
  • 爵銀龍メル・ゼナ

岡田さんは広島県出身で、株式会社Villardの代表取締役です。

岡田さんも東誉之さんと同様に粘土ではなく、デジタルで造形を行っています。

まだまだ製作したモンスターは少ないですが、超高レベルな造形技術者です。

モンスター原型製作に使う粘土「グレイスカルピー」

4人中、東さん、岡田さんの2人はデジタル造形師でした。

残る大山さん、古市さんの2人は粘土によるアナログ造形を行っています。

大山さん、古市さんが原型製作のとき、主に使う粘土は「グレイスカルピー」というねんどです。

このスカルピーはフィギュアの原型製作では重宝される有名な粘土です。

スカルピーはよくある紙粘土とは少し違い「オーブン粘土」とも呼ばれます。

その名の通り、高温のオーブンやヒートガン等で焼かないかぎり硬化しません。

この粘土を ヘラなど道具を使って 納得の行くまで造形します。

そうして 原型が完成します。

あくまでも 造形用粘土なので、あまり丈夫ではありません。

(落下すればすぐ壊れるし、比較的もろいです。。。)

複製に使用する素材(クリエイターズモデルとして販売する素材)は、別のポリ塩化ビニルなどを使います。

大げさかもしれませんが、、、

やはり クリエイターズモデルには、原型製作者の魂(ソウル)が込められています。

金額は高いですが、それらの作品を間近で見ることには 大いに価値があります。

以上「モンハン【クリエイターズモデル値段】が高価な理由~クリエーター(原型師)の紹介~」 のお話を紹介しました。

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