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キングダムの王騎は誰に殺された?王騎将軍の死亡は何巻?

漫画

ヤングジャンプで連載中の漫画「キングダム」。

現在単行本は70巻に到達しました。

累計発行部数も1億部を突破、もはやキングダムは日本が誇る大人気漫画ですね。

単行本は70巻にまで到達しましたが、個人的に今でも忘れられない大好きなキャラクターがいます。

それはやっぱり「王騎将軍」

王騎は優れた戦の技術だけではなく、個の武力でも圧倒的な戦闘能力を誇ります。

そんな最強ともいえる王騎ですが、かなり初期の単行本16巻172話「継承」で死亡してしまいます。

今回は王騎の死亡原因などを改めて振り返ってみたいと思います。

一応ですが、この記事ではキングダムのネタバレを多く含むためご注意ください。





王騎の人生最後の戦争!馬陽の戦いで秦軍総大将に任命

まず、王騎が最期を迎えた「馬陽(ばよう)の戦い」について簡単に紹介します。

呂不韋による秦王嬴政(えいせい)の暗殺計画が失敗に終わり、とりあえずは一段落しました。

その後、秦が本格的に侵攻を進めるため、弱小国の「韓」を蒙驁大将軍率いる秦軍20万が攻めました。

しかし、秦軍が韓の奥深くまで到達したころに、強国であり隣国の「趙」が秦国を侵攻したのです。

趙軍は瞬く間に秦領土の馬央(ばおう)、馬陽(ばよう)に侵攻。

当然秦軍はこれを迎え撃とうとします。

しかし「麃公(ひょうこう)」や「張唐(ちょうとう)」など名だたる将軍は韓侵攻や、要所の警備などに出払っていました

幸い王都咸陽には猛将の「蒙武(もうぶ)大将軍」がいたため、この対趙軍の総大将は蒙武でほぼ確定でした。

王騎は攻と守を兼ね備えた秦国最強の武将!

しかしここで秦の怪鳥「王騎」が登場(フィギュアの王毅もチェックしてね)

秦軍総司令の昌平君は事前に王騎に連絡していたのです。

昌平君だけでなく、昌文君(しょうぶんくん)も王騎を総大将にする方が良いと言っていました。

その理由は攻撃力だけに特化した蒙武とは違い王騎は、

「攻と守双方の強さを兼ね備えた秦国最強の武将」

だからです。

秦はこの場合、侵略された側なので攻撃力よりも守備力が重視されます。

しかし、万が一王騎の返事がなかったら蒙武を総大将にする方向でした。

しかし王騎はこれを引き受けたため、王騎が総大将、蒙武が副将という形でこの戦は開戦します。





王騎はなぜ馬陽の戦いで総大将を引き受けたのか

王騎はそもそも現役を事実上引退していました。

恐らく馬陽の戦いでなければ総大将を引き受けなかったでしょう。

そのため、一番に総大将候補で名前が挙がったのが蒙武でした。

王騎はなぜこの戦いで総大将を引き受けたのでしょうか。

それは相手の総大将「龐煖(ほうけん)」との因縁です。

この時点で総大将が龐煖であることはわかっていませんでした。

しかし王騎は察していたのでしょう。

また、決戦の地「馬陽」も王騎にとって重要な場所だったのです。

馬陽は王騎と摎の約束の城!

王騎は同じく六大将軍であり、昭王の娘である「摎(きょう)」と結婚するはずでした。

「摎」は小さいころから王騎の屋敷で育ち、王騎に似て戦いの天才でした。

ある日幼少期の摎は、王騎にこんな発言をします。

「お城を百個とったら摎を王騎様の妻にして下さい」

冗談のような気もしますが、摎は本気です。

そして王騎もそれを了承しました。

「ンフフフ いーですよォー」

そして数年後、摎が総大将で王騎が副将を務める戦が始まります。

その土地は「馬陽」で、摎にとって百個目の城だったのです。

「摎 いよいよ最後の一つですね」

摎は涙を流し喜びました。

しかし、この約束はかなわず、摎は100個目の城、馬陽で命を落とすことになります。

因縁の始まり!摎は龐煖に敗北し死亡する

この戦が終わったら王騎の妻になるはずだった摎。

しかしこの戦で武神龐煖の夜襲を受け死亡します。

夜とはいえ総大将である摎が休む天幕(テント)には大量の秦軍が警備していました。

夜襲に来たのは龐煖たった一人。

しかし龐煖の圧倒的武力により精鋭であるはずの秦兵は次々と瞬殺されます。

龐煖はあっという間に総大将、摎のところまで到達。

摎は龐煖と一騎討ちを行います。

キングダム作中においてもチート級の強さを持つ龐煖相手に、摎はかなり善戦しました。

しかし、敗北して命を落としてしまいます

その後副将であった王騎がその場に駆け付け龐煖を斬りつけます。

王騎は怒り狂っており、龐煖は一方的な敗北をしました。

この戦いで龐煖は死亡したはずでしたが、なんとかすかに生きていました。

王騎は「最愛の摎を討たれた憎しみ」
龐煖は「生まれた初めて味わった敗北」

二人の因縁が始まります。

そしてこの事件から九年後の馬陽の戦いが始まりました。





馬陽の戦いで王騎も龐煖に敗れる

馬陽の戦いでは「飛信隊の発足」「尾到の死」など名場面が多いですが今回は省略。

5日間に渡り行われた激戦で5日目(最終日)にいよいよ王騎と龐煖は対峙します。

そして王騎と龐煖、因縁の一騎討ちが始まりました。

この一騎討ちはキングダムの数ある一騎討ちの中でも個人的に特に名場面と思います。

王騎と龐煖は激しく打ち合いますが、序盤は王騎が優勢。

しかし龐煖も張り合ってきます。

その後はずっと激しい打ち合いを繰り広げます。

龐煖が有利の状況になってきましたが、摎のことを思い出した王騎は趙本気モードに突入。

今度は龐煖がかなり押されます。

王騎の異常な強さを不思議に思う龐煖に対して、王騎は答えました。

「十三の頃より数えきれぬほどの戦場を駆け回り、数万の戦友を失い、数十万の敵を葬ってきました。

命の火と共に消えた彼らの思いが、全てこの双肩に重く宿っているのですよ。

もちろん摎の思いもです。

山に一人こもっているあなたには理解できないことでしょうねェ…」

本来ここで龐煖にとどめを刺せたはずでした。

しかし、このタイミングで趙軍の本当の総大将である李牧が登場します。

それに気を取られてとどめがさせませんでした。

龐煖は再び王騎に挑みます。

しかしやはり王騎の方が強く、王騎の攻撃によって龐煖の矛の刃が折れてしまいました

王騎は再びここで龐煖を討てるはずでした。

しかしこのタイミングで思いもよらぬ最悪の妨害が入ります。

それは趙国の将校で中華十弓にも数えられた弓の達人、魏加(ぎか)です。

魏加はその弓の技術で王騎の背を撃ちました。

「汚れ役でもよいから、中華の歴史に名を残したい」

という理由でした。

キングダムの世界でも「一騎討ちは邪魔をしてはいけない」というのは暗黙の了解なのです。

しかし魏加のせいで、王騎は龐煖に胸を貫かれ重傷を負いました。

ちなみに魏加はこの後、信に討たれました。

最強の男である王騎が龐煖に敗北したことから、秦軍は完全に戦意を喪失しました。

しかし、まだ王騎は生きており最後の力を振り絞って龐煖に矛を振ります。

そして王騎の矛は龐煖の首元まで達しました。

龐煖は動揺しながら、

「貴様は一体何者だ」

と質問対して王騎は。

「ンフフフ 決まっているでしょォ 天下の大将軍ですよ」

この後、龐煖は王騎にとどめを刺そうとします。

しかし騰が剣で龐煖の攻撃を防ぎ、この一騎討ちは終わりました。





最期は信に矛を継承!王騎は安らかに死亡する

龐煖に胸を貫かれた王騎は一時気を失います

信は王騎の愛馬「凰(おう)」に王騎とともに乗ります。

王騎は目を覚まし、信に言います。

「童信 背筋を伸ばし目を閉じて深呼吸なさい(中略)

凰は正に将軍の馬です あなたは今この戦場の中で将軍の馬に乗って走っているのです

理解したらゆっくり目を開き目にするものをよォく見てみなさい

敵の群を敵の顔を 味方の顔を 天と地を これが

将軍の見る景色です」

その後蒙武とわずかな兵達がなんとか活路を開きました。

王騎や信たちは絶体絶命の状況から脱出に成功します。

そして、脱出後、王騎は最期を迎えます


それが単行本16巻172話「継承」です。

王騎は騰、蒙武、信に対してそれぞれ最期の言葉をかけました。

「騰(中略)……長く私を支えてくれましたが本来あなたの実力は私に見劣りしません

この軍の先のこと一切をあなたに委ねます 頼みましたよ騰」

蒙武に対しては、

「…蒙武あなたの課題は明白です それはイチイチ私が言う必要もないでしょう

あなたは間違いなくこれから秦国軍の顔になるべき一人です

そのことをしっかり自覚してさらなる成長を期待します」

と敗北の原因にもなった蒙武を叱りませんでした。

「今回現れた趙将はいまだかつてない強敵です(中略)

しばらくその男を中心に中華の戦は回るでしょう(中略)

果てなき漢(おとこ)共の命がけの戦いンフフフ全く

これだから乱世は面白い」

そして最後は信に対して、

「童信 修行をつけてやる約束でしたね 見ての通りもはや無理になってしまいました

しかしそもそも大将軍の私に直に教わろうなんて虫が良すぎますよ ココココ

そういうことは自分で戦場をかけ回って学びなさいバカ者

皆と共に修羅場をくぐりなさい

素質はありますよ 信」

と言い残し、自分の矛を授けました。

「武に生き 一時代を築きさらに武に死ねることは本望……

頼もしき次の時代の芽にも出会い 思い残すことはなく…

ようやく先に逝った戦友(とも)達のもとへ……

ンフフフ 摎も笑っています」

秦の怪鳥の異名を持ち六大将軍最強ともいわれた英雄「王騎大将軍」

始皇三年(紀元前244年)最後は笑い、安らかに死亡しました。





キングダムの王騎は誰に殺された?王騎の死亡は何巻?【まとめ】

さて王騎の死亡シーンは本当にかっこよかったですね。

まさに天下の大将軍そのものと言えます。

死亡した原因は龐煖戦での傷ですが、事実上は王騎が勝っていました。

今後も王騎の矛と思いを背負って主人公の李信はもっと強くなるでしょうね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。





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